プロジェクト進捗10
光の見えるアイマスクについて8
前回の実験結果が出た。
「ボンドウルトラSU」を塗った方はしっかり接着ができ、引っ張ってもはがせないほどにしっかり密着していた。
しかし、「セメダインsuperX」を塗った方は接着できておらず、接着剤だけが固まっているだけだった。
この実験を踏まえたことでこの袋の材質はポリエチレンだということが分かった。次はジップの部分がナイロンかどうかを調べる。
袋に入れた酢酸ナトリウム水溶液がジップの部分から漏れ出ないようにしっかりと封印する必要があるため、それができるかどうかを実験する。袋の本体がポリエチレンだったのでジップの部分はナイロンでできていると予想はつくが念のため調べておく。
まずは「ボンドウルトラSU」を塗った方から
写真の撮り方の問題で袋に書いておいた印が分かりにくくなってしまったが、一応ボンドを塗ったほうである。軽く引っ張った程度では剝がせないほどガチガチに接着できた。ナイロン接着可能という記載はなかったが無事にくっつけることができた。
次は「セメダインsuperX」を塗った方だ。
見た目はガチガチに接着できたように見えていたのだが軽く引っ張ったら剝がれてしまった。恐らくジップの部分がナイロンで出来ていることに間違いはないのだが、そもそもの接着面積が狭いせいで強度を保てないのだと思われる。なのでアイマスクの作成に使う接着剤は「ボンドウルトラSU」に決定した。こちらの接着剤ならナイロン、ポリエチレンまとめて接着してくれるので強度を保ちやすい。
また、前回記入を忘れていたが耐熱温度は-30℃~80℃まで対応しており、酢酸ナトリウム水溶液を液体に戻すための温度の基準もクリアしている。この接着剤を塗った部分がアイマスクの光が見える部分の窓のような役割を果たしてくれると信じて引き続き実験を行っていく。
悪天候続きで酢酸ナトリウム水溶液を作る環境が整わない(酸っぱい異臭がするので外で作成する必要がある)ので先にアイマスクに袋を入れるためのガワの部分の作成から進めていくことにする。