プロジェクト進捗13
光の見えるアイマスクについて11
前回の実験を振り返ると失敗の原因は水を入れすぎてしまったことと、光を見るための窓を大きく作りすぎてしまったことが挙げられる。
まず一つ目の水を入れすぎてしまった原因について、実験くんの説明書には「酢酸ナトリウム」80gに対して、「水道水」20ccを入れるという記載があった。しかし、後述の光を見るための窓を大きく作りすぎたことが原因で「酢酸ナトリウム」を本来の半分の40gしか入れることができなかった。そのため水道水も半分の10cc入れれば本来の濃度の水溶液ができるはずであった。しかし、初めての実験ということもあってか酢酸ナトリウムの量に対して水の量が少ないという自己判断で不安を感じてしまい、「水道水」を15cc入れてしまうというミスを犯した。案の定。水道水が多すぎたことで酢酸ナトリウム水溶液の濃度が変わってしまい、結晶化しきらないという結果になってしまった。
水道水を入れた段階で自身が想像していたよりも酢酸ナトリウムが水にしっかり溶け込んでいる様子を見て、製作段階から失敗する予感を感じていたが、ある意味では予想通りの結果となった。この原因の対処方法としては「説明書の容量に忠実に従って製作を行うべき」ということである。
次に二つ目の原因である光を見るための窓を大きく作りすぎたという点について、前述の通り酢酸ナトリウムの結晶が本来の容量の半分しか入れられなかったことである。
この写真のように窓を大きく作りすぎたことでパンパンに中身を詰めても半分しか入れられなかった。これにより完成品の中身がスカスカになってしまうという事態になり、結晶化をさせても対して熱を生み出さず温かいというよりもぬるい温度の物になってしまった。
その反省を踏まえて、窓の面積を小さくした袋を新しく作り直した。
窓の面積(横幅は変わらずに縦の幅)を約半分にしたことでより酢酸ナトリウムの結晶を入れられるようにした。しかし、今回使用する袋が実験くんで使用されているサイズよりも大きい。なので記載の容量よりも多く中身を詰めないとまた中身がスカスカなものになってしまう可能性もあるので、分量については適宜確認しながら量を決めることにする。