プロジェクト進捗4


光の見えるアイマスクについて2


前回出したアイデアの中で今回は「目の部分に丸く穴を開けることで暖色系の照明の光を目に感じながら目を温めて眠れるアイマスク」の試作品を作った。

使う材料として以下の物を用意した





中に綿の入った布生地

(キルト生地というらしい) キルト生地を選んだ理由としては温めた小豆と瞼との間での熱の伝導を抑えるためである。瞼の皮膚は周りの皮膚と比べると薄いため、中に綿の無い普通の生地だと中の小豆の熱がダイレクトに瞼に伝わり熱く感じてしまうと考え、厚い生地を採用した。



小豆(粒の小さい物を選んだ)


他に粒の大きい小豆があったのだが、実際に使うことを考えたときに小豆の粒が小さいほうがビーズとしての役割も強くなり、目の上に乗せたときの快適度が変わるのではと考えた。実験結果次第では粒の大きい方に変更になる可能性もある。

実際に作ってみた


まずはコピー用紙に自宅のタンスの中に入っていた普通のアイマスクをベースに型紙を作った。


次にできた型紙に10円玉サイズの穴を開けたら、実際に型紙をキルト生地に当てて以下のような生地を2枚切り出した。


そして自宅のミシンを使って袋状になるように縫い付けていく。

この時、目を出すために開けた穴が10円玉サイズでは小さいことに気づき、ミシンでは細かすぎて縫えなかったので裾上げテープを使って糸のほつれ対策をして手縫いをした。

最後に完成した袋状になったアイマスクに小豆を入れていく。目の部分に穴を開けた分小豆が入れにくかったが箸を使って中に押し込みながら上の写真のような試作品第一号のアイマスクが完成した。(作業に集中しすぎたせいで過程の写真いくつかありません)

 ひさしぶりにミシンや裁縫をしたので見てくれはとても良いものではない。しかし、あくまでもこれは試作品なので効果が確認さえできていればいいと思うので、検証に成功してイメージ通りの結果を得ることができたら、今度はデザイン性も視野を入れて引き続き製作を行っていく予定だ。
なので、ひとまずは完成したアイマスクを一週間使い、従来のホットアイマスクと比べて使用感を調べていく。